映画「ステキな金縛り」あらすじ

落ちこぼれの弁護士、宝生エミはある殺人事件の弁護を任されます。

上司の速水から、被害者の矢部鈴子は自殺であると判断されたが、争った形跡が見つかり現場証拠から夫の矢部五郎を殺人容疑で逮捕したと聞きます。

しかし五郎は全面否定しアリバイがあると言います。

そのアリバイが、犯行時刻に自分は「しかばね荘」で落ち武者によって金縛りにあっていたと言うのです。

エミは戸惑いながらも「しかばね荘」に行き宿泊すると、夜中に金縛りにあい、落ち武者の幽霊の更科六兵衛を見ます。

六兵衛に事実確認がとれたエミは、六兵衛に頼み証言台に立ってもらうことにします。

六兵衛を連れ事務所に戻り、速水にこのことを話しますが速水には六兵衛が見えず、納得してくれません。

そこで速水が1人の時にタップの練習をしていることを六兵衛から聞き、速水に話すとしぶしぶ承諾してくれました。

幽霊裁判では、検事の小佐野がこんなのは証人として認められないと言うものの、どうも小佐野には六兵衛が見えているらしいと2人は気づきます。

エミたちは六兵衛が見える人達の共通点を探ると、
①最近、死を身近に感じた人
②仕事が上手くいかなかったり、運気が落ちている人
③霊に敏感になるシナモンが好きな人

小佐野は最近、愛犬のラブを亡くしたことが分かりました。

そこで六兵衛が愛犬のラブを連れてきて小佐野に会わせてあげます。

ラブとお別れが出来たことで六兵衛に感謝し、六兵衛を証人として認めてくれました。

しかしラブをこの世に連れてきたことで、あの世の公安局公安課の段田が六兵衛を迎えにやって来ます。

これまでかと思っていると小佐野が段田を言いくるめてくれて事なきをえます。

幽霊裁判は六兵衛がハーモニカを使うことで証言をします。

しかし小佐野がやり手でエミたちは追い詰められます。

その時エミは「そうだ!被害者をあの世から連れてくればいいんだ。」と気づきます。

六兵衛に頼んで鈴子を探してもらうも見つかりません。

おかしいと考えたエミは、もしかしたら鈴子は死んでいないのではと疑問を持ちます。

そこで調べてみると、鈴子そっくりの双子の姉の風子がいること、風子は五郎の愛人であったことが分かります。

もしかしたら風子の方が鈴子に愛人とバレて揉み合いになり、転落死したのではないかと推測します。

病気で意識朦朧となっている速水にエミは、死んだら段田に風子を連れて来てもらうよう頼むよう、話しかけます。

幽霊裁判で姉の風子は証言台に立ちました。

エミはおもむろにシナモンを取り出すと風子に振りかける。

すると風子(本当は鈴子)に、殺された鈴子(本当は風子)が見え、検事の小佐野が「あなたを殺したのは誰ですか?」と聞くと、風子は鈴子を指さしました。

見えない裁判官の代わりに、小佐野が「被害者の霊(風子)はしっかりと鈴子の方を指さしています。」と言って事件は解決しました。

映画「ステキな金縛り」感想

まず幽霊がアリバイを証言する証人になるというところから、予想外の展開で次に何が起こるのか楽しみながら見れました。

落ち武者の幽霊の六兵衛が、幽霊のようなおどろおどろしい感じが全くなく反対に、とっても面白いです。

特に、写真に映るときは(心霊写真になります。)ポイント制であったりとなかなかシビアだったりして笑えます。

弁護人のエミの敵である検事も幽霊が見えたりすることで、さらに裁判が面白くなっていってました。

幽霊にどうやって証言させるのかといったところや何故死んだはずの鈴子があの世に居ないのかが見どころになっており、随所では笑える場面が散りばめられていてかなり楽しめました。

最後に、事件が解決してもエミと夫が写真を撮る時には必ず六兵衛が映り込んでいて、見守っている感じがしてとても心が温まりました。

私も六兵衛のような幽霊ならば、ずっとそばで見守って欲しいです。(隣でかなりやかましくおしゃべりされそうなので困るかも?)

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